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えびせんべいは名古屋の名産?ルーツは愛知の漁師メシって本当?

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せんべいお取り寄せ
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みんな大好きな、おやつにもおつまみにもなる海老せんべいをはじめとする海鮮せんべいは、スーパーで買える身近なものもあれば、老舗のお店や通販でもで手に入る高級なものもありますね。

 

せんべ
せんべ

海老せんべいには子供の頃ソースを塗って食べてました。

 

大好きでよく買うえびせんべいですが、愛知県・名古屋が名産品だと言われていますね!
今回は名古屋のえびせんべいについて見ていきましょう。

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えびせんべいは名古屋の名産?

愛知県は海老フライや天むすが名物と言われていますが、海老の捕獲量は北海道の次で全国2位なのだそうです。

愛知県の三河湾や伊勢湾に面する知多半島は、海老がたくさん獲れる漁場として有名で、車海老は愛知県の魚に指定されています。

 

どら
どら

名古屋でそんなに海老が取れるなんて、すごく意外です!

東海地方では江戸時代から海産物の加工製造に優れていて、江戸中期まで家庭で作られていた生産品が有名です。

・名古屋のかまぼこ
・豊橋のちくわ
・三河湾・知多湾のえびせんべい

えびせんべいは、明治時代にかまぼこ製造の会社が、茹でると赤くなるアカシャエビ(赤車海老)を原料として使いはじめたのが始まりです。

そのため、「えびせんべい」が愛知県の名産品として良質なえびが使われていて、日本のえびせんべいの8~9割が愛知県で生産されていると言われています。

 

だんご
だんご

8~9割ってほとんどが愛知県産ってことですね。

一般的にせんべいには米を原料としていますが、「えびせんべい」にはジャガイモなどから作られるデンプンと、えびのすり身を混ぜて型に入れて焼き上げて作る水産加工品になり、明治時代に製法が確定したと伝えられます。

ルーツは名古屋の漁師メシ?

えびせんべいのルーツは名古屋の漁師が食べていた漁師メシだと言われています。

江戸時代には、権力や権威のある人に獲れた魚介類が献上されることが多々ありました。

1666年(寛文6年)に名古屋を統治していた尾張の2代目藩主・徳川光友公が御殿を建てた時に、漁師たちが浜で焼いて食べていた「えびはんぺい」を献上したところ、「極上の美味」と絶賛されそれ以後徳川の献上品になったと言われています。

漁師たちは浜で、とれたてのエビをすり身にしてあぶり焼きにして食べていたそうです。

おいしそうですね〜。

せんべ
せんべ

えびはんぺいとは海老のすり身をあぶり焼きにしたもののことなのですね。

どら
どら

尾張地方の漁師の人は、そんな美味しいものを食べていたのですね…!!

徳川のお殿様はおいしそうに食べている人たちを眺めていたのでしょうか。

「極上の美味」と徳川のお殿様のお墨付きをもらった「えびはんぺい」は、天日干しした「生せんべい」になり、愛知県の坂角総本舗の「ゆかり」の元となって、昭和に入ると高級贈答品になりました。

えびせんべいの種類は?

名古屋の漁師メシから始まったと言われる「えびせんべい」は、今でもみんな大好きでおやつやおつまみ、お土産としても重宝します。

名古屋のお土産として有名な坂角総本山の「ゆかり」や、エビをそのままおせんべいにしたような「桂新堂」、富山県の「白せんべい」など老舗の有名どころをはじめ、スーパーで手頃な物も手に入るえびせんべい。

えびせんべいを購入する時ときの参考に、えびせんべいにはどんなものがあるのか見てみましょう。

えびせんべいのネット通販ならえびせん家族で

えびせんべいの種類は

えびせんべいは高級な手焼きのものから、手頃に購入できる自動機械焼きのものまで、現在約100種類ほど製造販売されています。

【手焼きのえびせんべい】
当日水揚げされた新鮮なえびを使って焼き上げる、職人の長年の技術や勘を必要とするもの。
【機械自動焼きのえびせんべい】
えびやイカなどにデンプンを加えるところから、焼成するところまで機械が自動焼きするもの。

えびをそのまま焼いたようなものや、えび以外の材料を混ぜて焼いたもの、焼いてから油で揚げるものなど色々あるのですね!

えびせんべいにえびはどのくらい使われているの?

えびせんべいは、ジャガイモなどから作られるデンプンとえびのすり身を合わせて焼き上げた水産加工品です。

「えびせんべい」の原料に使われる海老のすり身・デンプン・水の割合や分量・味付けは商品によって異なり、高級なえびせんべいになると当日水揚げされた新鮮な生えびを使って手焼きするものや、えびをそのまま焼き上げた商品もあります。

 

せんべ
せんべ

海老の量が少なく、デンプンや水の割合が高くなるとお値段も下がってくるのでしょうね。

商品には、原材料の表示にやデンプンの使用された海老の含有量も表示してある場合があります。

安価なものはえびのエキスだけということもありますので、確認してみると良いですね。

また、いろいろな種類のえびがありますが、えびせんべいに使われているえびにも、赤えび・車えび・桜えび・芝えび・白えびなど様々な種類があります。

愛知県のえびせん家族

たくさんのえびせんべいを製造する会社がありますが、こちらではしっかりとえびを使用していて、なおかつお手頃な価格でお買い求めできる「えびせん家族」をご紹介します。

「えびせん家族」とは
愛知県で地域密着型の工場直売店「えびせん家族」を展開する「スギ製菓」は1970年創業の、海鮮せんべいやチョコレート菓子などの製造販売を手がけています。
「えびせん家族」の本店は碧南市にあり、ほかに西尾市、安城市など8店舗を展開する西三河地域を代表するえびせんべいの会社です。

えびせん家族では、海鮮せんべいに使う素材には特別にブレンドしたデンプンが使われています。

味付けの秘伝のタレには三河の本みりんを使用し、えびせんべいを作るのは創業当時からの熟練の職人たちです。

そして質の高い製品をお客様にお届けするための生産システムがあり、美味しい海鮮せんべいを提供することができるのです。



えびせん家族の商品

「えびせん家族」にはご贈答商品や、家庭用のお得な大量パックの期間限定販売など用途を選べるたくさんの商品がありますが、ここでは代表的な商品をご紹介します。

たべりん

出典:公式サイトより

「えびせん家族」の代表商品のひとつ「たべりん」は2017年に全国菓子大博覧会の名誉総裁賞を受賞したおせんべいです。
名誉総裁賞は全国のお菓子2,500点の中から50品が選出されます。

全国菓子大博覧会とは
1911年(明治44年)から4年に1度、全国各地を回って開かれる、お菓子の博覧会。
その地域のお菓子屋さんが作っている菓子工業組合が主体となり、地方自治体もバックアップする大きなイベントとなっています。
明治44年の第1回帝国菓子飴大品評会から、戦争による一時中断はあったものの全国のお菓子屋さんの熱意で復活し、名前を「全国菓子大博覧会」に変更して開催されてきました。
出典:お伊勢さん菓子博2017

「食べりん」とは三河弁で「食べてみて」という意味。

「食べりん」は玄米・玉ねぎ・ごま味噌・梅・たこ小丸・えびゴマ、浜焼きなど8種類のおせんべいのアソートで、20年以上の人気を誇るロングセラー商品ですが、せんべいをのせるトレーまでせんべいでできている、おいしく食べられるというアイディアの楽しい商品です。

テレビのローカル番組でも紹介されたことがある「たべりん」は一袋ずつ小分けされていて、賞味期限も120日と長めなので手土産にもおすすめです。

たべりんについてはこちらから

千歳のえび

公式サイトより:千歳のえび

「えびせん家族」の看板商品の「千歳のえび」は、えびのむき身を56パーセント使用した贅沢なえびせんべいなのです!

末長く多くの方に幸せが訪れるように、愛される商品になってほしいという願いが込められています。

「千歳のえび」の素材
・えびのむき身56パーセント使用
口当たりがなめらかで上品な味わい
・香川県産和三盆使用
口どけの良さが特徴で、熱を加えることで素材の味を引き出す
・三陸産あみえび使用
えびのむきえびに加えて三陸産あみえびを使用
・塩釜藻塩使用
海藻の旨味が凝縮された雑味が少なくまろやかな味わい。素材の旨味を引き出す
「千歳のえび」は原材料を「蒸す」工程を経ることでデンプンに水分が含まれ、さらにノンフライで薄焼きにするという特殊製法で製造することで、低カロリーでたべやすく、えびの美味しさを引き出しやすくなっています。

千歳のえびは、最小で8袋入りから購入できます。ご贈答用のパッケージも用意されていてお中元などにもぴったりですね。

千歳のえびについてはこちらから

 

えびせんべいは名古屋の名産?

おやつにもおつまみにも人気のえびせんべいは、その8〜9割が愛知・名古屋周辺で生産されている名産品だとわかりました。
愛知県の三河湾や伊勢湾に面する知多半島は、海老がたくさん獲れる漁場として昔から有名だったと聞くと、そこでえびせんべいが生まれたことにも納得です。

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