お取り寄せスイーツの中でも、定番の人気スイーツ「チーズケーキ」はたくさんの種類があります。
全部の種類を食べたことはありませんが、製法によってこんなに変わるのかというくらい違う形状になったり、まったく別の美味しさになりますね。
一体何種類あるのか、今回はレアチーズケーキや、ベイクドチーズケーキなどの代表的なチーズケーキや、日本発祥のチーズケーキの種類をご紹介します。
チーズケーキの種類には何がある?
チーズケーキの種類は、大きく分けると冷やして固めるものと、焼いて固めるものに分けられ、使用するチーズの種類もケーキによって色々ありますね。
・レアチーズケーキ
焼いて固めるもの
・ベイクドチーズケーキ
・スフレチーズケーキ
・ニューヨークチーズケーキ
・バスクチーズケーキ
家で作ったことがあるチーズケーキもありますね。
冷蔵庫で冷やし固めるレアチーズケーキは、子供の頃のおやつに作って食べてました〜!
レアチーズケーキ
レアチーズケーキは、焼かずに冷蔵庫で固めるタイプのチーズケーキです。
焼く替わりに、ケーキのベースとなるクラスト(クラッカーやビスケットの粉末など)を作り、そこに生クリームやヨーグルト、ゼラチンを加えて、冷蔵庫で数時間以上冷やして固めます。
ゼラチンを使っているので、白いぷるんとした涼しげな外観と、さわやかな味わいが特徴です。
子供の頃に一番はじめに食べたチーズケーキが、レアチーズケーキでした。
フルーツのトッピングを加えたり、チョコレートやキャラメルソースをかけたりと味のバリエーションを楽しめます。
「レアチーズケーキ」とは日本の呼び方で、焼かないチーズケーキなので、海外では「No Bake Cheesecake」と呼ぶそうです。
・焼かずに冷蔵庫で冷やし固めるタイプ
・焼く替わりに、ケーキのベースとなるクラストを作る
・生クリームやヨーグルト、ゼラチンを加えて冷蔵庫で冷やし固める
・白いぷるんとした外観
・ひんやり爽やかな味わい
ベイクドチーズケーキ
ベイクドチーズケーキ(baked cheesecake)は、焼いて作られるタイプのチーズケーキで、チーズケーキの定番ですね。
北米では伝統的にこのチーズケーキがポピュラーみたいです!
ベイクドチーズケーキの特徴は、たっぷりのクリームチーズと生クリームの濃厚な味わい、しっかりと焼き固められた生地と、軽い焼き色がおいしそうです。
クリームチーズ、砂糖、卵、の材料を混ぜ合わせてなめらかなクリーム状にし、グラハムクラッカーやビスケットのクラストを敷いた容器に流し込み、低温で長時間焼くことでこんがりと焼き色をつけます。
フルーツやチョコレートなどのトッピングで、味のバリエーションも楽しめます。
・しっかりと焼き固められるタイプのケーキ
・たっぷりのクリームチーズと生クリームの濃厚な味わい
・グラハムクラッカーやビスケットのクラストが土台
・低温で長時間焼くことで焼き色をつける
ニューヨークチーズケーキ
ニューヨークチーズケーキは、アメリカのニューヨークに移住したユダヤ人が作っていたチーズケーキのレシピが、ニューヨークで広がったものだと言われています。
ニューヨークチーズケーキは、ベイクドチーズケーキのバリエーションとも言われているね。
【作り方】クリームチーズ、砂糖、卵、バニラエッセンスなどの材料を混ぜ合わせ、滑らかなクリーム状になるまで混ぜ、グラハムクラッカーを砕いたクラスト(底部のクラムベース)を作り、チーズケーキの生地をクラストに流し込んで焼きます。
作るときにサワークリームを加えたり、クリームチーズの分量を増やしたりするとより濃厚な味がたのしめます。
ベイクドチーズケーキとの違いは、ベイクドチーズケーキはオーブンで焼きますが、ニューヨークチーズケーキは天板にお湯を張ってじっくりと蒸し焼きにするため、外側はしっかりと焼き固められながら、内部はクリーミーでふわっとして、濃厚な食感に仕上がります。
・天板にお湯を張ってじっくりと蒸し焼きにする
・外側はしっかりと焼き固められ、内部はクリーミーで濃厚な食感
・サワークリームや、クリームチーズの分量で濃厚さを調節
スフレチーズケーキ
スフレチーズケーキは、日本発祥のチーズケーキと言われ、「ジャパニーズスタイルチーズケーキ」や、「Japanese Cotton Cheese cake」などと呼ばれています。
口に入れるとシュワっと溶けてしまうような食感のスフレチーズケーキは、卵白を泡立ててメレンゲを生地にまぜ込むため、空気を含んだ軽い食感です。
スフレチーズケーキは、クリームチーズ、砂糖、卵、バニラエッセンスなどの材料を混ぜ合わせ、卵黄を加えながら滑らかなクリーム状になるまで混ぜ、別のボウルで卵白を泡立て、スフレのように軽くなるまで空気を含ませます。
最後に卵白を加え、湯煎で蒸し焼きにします。
ふわふわだと思ったら本当にスフレなんだね!
焼く際には、オーブンの中で膨らむため、スフレ型に入れて焼くと、外側は軽く焼き色がつき、中はしっとりとしたクリーミーな食感に仕上がります。
焼きあがったスフレチーズケーキは、冷やして食べることもありますが、温かいままでもおいしく、その独特な食感と口当たりの軽さや、見た目の華やかさも楽しめます。
シュワっと消えちゃうので、おやつにペロリと食べられますね。
・湯煎で蒸し焼きにする。
・口に入れると溶けてしまうような食感
・卵白を泡立ててメレンゲを生地にまぜ込む
・空気を含んだ軽い口当たり
バスクチーズケーキ
バスクチーズケーキ(Basque cheesecake)は、スペイン・バスク地方発祥の特別なチーズケーキで、一般的には直径約20センチメートルの丸い型で、高温で焼かれるために、表面に黒い焦げ目や割れ目がつきます。
コンビニでもすごく売れていましたね。美味しくて何度も食べました!
バスクチーズケーキの作り方はシンプルで、クリームチーズ、砂糖、卵、バニラエッセンスなどの材料を混ぜ合わせ、なめらかなクリーム状になるまで混ぜます。
バターや小麦粉は使用しないため、通常のチーズケーキよりも濃厚でしっとりとした食感になります。
高温かつ短時間で焼き上げたバスクチーズケーキは、外側はキャラメリゼされたカリッとした食感と、焦げた表面の苦味があり、内側はクリーミーで濃厚なチーズの風味が特徴的です。
人肌程度の温度になったところで食べると、キャラメルの焦げた風味ととろっとした食感が楽しめます。
コーヒーにも紅茶にもお酒にも合うチーズケーキですね。
バスクチーズケーキは、もともとバスク地方の有名なバルで、お酒のお供に出されたのが発祥なのだそうです。
その独特な外観と濃厚なチーズの風味から人気が出て、世界中のカフェやレストランでも提供されるようになりました。
しっとりとした食感と濃厚なチーズの風味を楽しむことができる独特な一品ですね。
・直径約20センチメートルの丸い型に入れて焼く
・高温かつ短時間で焼くために、表面に黒い焦げ目や割れ目がつく
・バターや小麦粉は使用しない
・内側はクリーミーな食感で濃厚なチーズの風味
・キャラメルの焦げた風味が特徴
チーズケーキの類は?バスクやベイクド・レアの違い
どんなチーズケーキがあるのか調べてみたら、知っているものだけでもたくさんあってびっくりしました。
レアチーズケーキ、ベイクドチーズケーキ、日本発祥のスフレチーズケーキやバスクチーズケーキなどを始め、他にも国や地方によっていろいろな作り方をしているチーズケーキがあるので、他のものもぜひ食べてみたいですね。
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