どら焼きお取り寄せ｜冷凍保存でおいしさや賞味期限は変わる？

どら焼きは、ふんわりとしたカステラの生地に、こんがりと焼き目のついた皮で小倉あんをはさんだごくシンプルなお菓子です。

最近では和菓子屋さんだけでなく、コンビニでも手軽に手に入り、さまざまなバリエーションも楽しめる国民的和菓子として子供にも大人にも愛されています。

たくさんどら焼きをいただいたり、ついうっかり買いすぎたりと、食べきれない時があります。
そんなどら焼きはどうやって保存するのが正しいのか、どのくらい日持ちするのか賞味期限はどのくらいなのかを見て行きましょう。

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どら焼きは常温保存が一般的

市販のどら焼きの賞味期限を見てみると、スーパーやコンビニで作られたどら焼きは個包装になっていて、防腐剤や保存料が含まれていることもあり、比較的長めに賞味期限が設定されています。

また、防腐剤などを使用していない、手づくりの和菓子店などのお店で買ったものの場合は、常温保存でだいたいその日1日から5日に設定されていることが多いようです。

どら焼きを始め、和菓子全般が常温保存が可能な理由はいくつかあります。

どら焼きに限らず、和菓子はもともとたくさん砂糖を使用していて、日持ちさせることを考えられているので、常温で保存しておよそ3日くらい日持ちします。

これは、砂糖を大量に使うと浸透圧により細菌が発生しても繁殖しないため、賞味期限が長くなるためです。

また、近年では食品ではなく、個包装の中に脱酸素剤を入れるなど、酸素を遮断して細菌の繁殖を抑えるなどの工夫がされて日持ちさせるものが多くなっています。

常温保存が可能でも、風味が劣化しないように、高温な場所や直射日光が当たる場所を避け、風通しが良いところで保存しなるべく早く食べましょう。

どら焼きに冷蔵保存は向かない

どら焼きは常温で保存できますが、長持ちさせるには冷蔵庫で保管させたほうがいいかなと思って、冷蔵庫に入れてしまうことありませんか？

実は、どら焼きだけでなく、和菓子全般が冷蔵保存はしないほうが良いとのこと！

冷蔵保存をすると、ふっくらしたスポンジに含まれている水分が飛んでしまい、パサパサでもそもそになってしまいます。

昔から日本で食べられてきた和菓子は冷蔵保存するようには作られていないのですね。

生クリームや、フルーツを使用して要冷蔵の表示があるもの以外は、常温か冷凍で保存しましょう。

どら焼きは冷凍保存するとおいしい！

たくさんどら焼きがあって、賞味期限も短く、これは食べ切るには時間がかかりそうと思った時には早めに冷凍してしまいましょう。

どら焼きは砂糖がたくさん使われているため、冷凍庫で凍らせてもカチカチにはならず、スポンジは冷たくなるけれどふわふわのままで小豆がアイスのような食感になります。

冷凍すると、甘さが控えめに感じられ、食感が変わるので別物になったような気持ちで食べられます。
どら焼きがたくさんあって、少々食べ飽きたと思っていたら、おやつに冷凍して食べてみるのもいいですね。

冷たく冷やしたどら焼きにバニラアイスやクリームを添えると、本格的なデザートになりますね。

牛乳をかけると、子供も喜ぶおいしいアレンジになります。

冷凍庫に入れる前にひとつずつラップで空気を遮断して、乾燥や臭いがつくのを防ぎ、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫に保管します。

または、買ってきた包装のまま冷凍庫に入れてしまっても美味しく食べられます。

冷凍したどら焼きを解凍するには

冷凍したどら焼きを解凍する際には、食べる数時間前に冷蔵庫にうつして自然解凍します。

前日の夜に冷蔵庫に移しておくと、午前中に食べられますね。

すぐに食べたい場合は、常温保存で2~3時間で食べられますが、急激な温度変化で水分がついてしまったり、風味に影響が出ることがあります。

急いで解凍したい時には、電子レンジにかけることもできます。
気をつけたいのは、加熱しすぎでどら焼きの皮が固くなるなどの劣化が起きやすいです。
短い時間で気をつけながら加熱すると良いでしょう。

冷凍したどら焼きの日持ちは？

どら焼きを冷凍保存した時の日持ちは、約2週間前後です。
どら焼きの種類によってもともとの賞味期限が違いますので、だいたいの目安としてください。
うっかり長期間冷凍庫に入れっぱなしにしてしまうと、食べられないことはなくても、やはり味や食感が劣化してしまいます。

せっかくのおいしいどら焼きが、　腐ってないけど、まずくて食べられないなんてことにならないうちに美味しく食べたいですね！